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【合掌】向田邦子を語りましょう【合掌】

1 :無名草子さん:02/04/08 16:47
中学生のとき、国語の授業で初めて出会った「字のないはがき」
教科書の題材で、心から面白いと思い、とりこになった作品は
この、向田さんの作品が初めてだったと思う。

1981年、向田さんは図らずも大韓航空墜落事故という非業なアクシデントで、52歳の生涯を閉じた。

しかし、読み手にフレンドリーで気ままな作風は、今も生きている。
肩の力を抜き、マターリと読める作品を書いた向田邦子さん。

追悼、といったらおこがましいかもしれないが、改めて彼女の
ユーモラス、しかし時にシリアスな人間臭い作風に浸ってみませんか?

2 :無名草子さん:02/04/08 16:53
をを。凛とした作風でしたよね。
それでいながら、情緒もあふれるという・・・。

ちょうど半年ぐらい前かな? 
雑誌の「一個人」というので、向田さんの特集を数カ月に渡って
やってたんですよ。その中で、生前つきあいのあった方々のインタビューを
読んで、ますます作品に深いものを感じることが出来ました。
犬小屋とかなぜかホロリときます。

ベタですが、寺内貫太郎一家は珠玉のホームドラマだと思います。

3 :無名草子さん:02/04/08 17:10
>2
レスありがとう!
その昔の「知ってるつもり?」で向田さんの特集をやっていました。
彼女は妹を板前修業に出し、自ら飲食店を経営したんですってね。
食べること、料理する事も大好きだった向田邦子。

彼女の代表作「父の詫び状」にも、その片鱗がいくつか記されています。

ここいらが人間臭くっていいんですよね。
気取らないというかね。私は大好きですよ。


4 :無名草子さん:02/04/08 17:15
寺内貫太郎一家!
私は見たことありませんが、彼女を語るうえで忘れてはならないものですよね。
そう言えば、「時間ですよ」も彼女の作品でしてね。
私が中学校時分「時間ですよふたたび」というのを放映していましたが、
あれが向田さんの作品だと知ったのはそれから10年もたった日の事でした。

向田さんは黒柳徹子さん、森光子さん、森重久弥さん、それから昭和史研究家の澤地久枝さん。
この方々と懇意にされてたらしいですね。


5 :無名草子さん:02/04/08 17:31
>>2を書いた後に、掲載されていた雑誌を探していました。
しまった、知ってるつもり!?は見ませんでした(藁。
えーと、妹の和子さんのインタビューの一部分を転載します。
-----
和子さんが会社を辞めたのは『寺内貫太郎一家』が始まった昭和49年のことですか?
「そうです。普通なら親や兄弟は退職を押しとどめたり、これからどうするのかを詰問したりすると思うのですが、
 姉は『あなたが、いつ言ってくるかと思って待っていたわ』の一言。
 喫茶店をやりたいと打ち明けると、1500万円なら出すというんですね。
 『お金を貯めることも大切だけど、いま何にお金を使うのがいいかということも考えなければダメ』とも言われました。
 姉の仕事も水商売のようなものですから、痛いほどお金の大切さはわかっているはずなのに、
 『無くなったら潔く働けばいいの。その方がやる気が起きるものよ』と、こともなげに言うのです。
 姉が亡くなって、母と一緒に姉の部屋の整理をしたとき、通帳にはほとんどお金が残っていなかった。
 出資金の1500万円が当時の姉の全財産だったことも、そのとき知りました。
 しかも生命保険にも入っていない。その潔さには、あっぱれというしかありません。
 姉は自分らしい生き方を守り通したのだと思います」

これですよ!泣きました。
寺内一家はほんとドタバタコメディで、数年前、東京電話のCMで復活してました。泣き笑いのホームドラマです。
時間ですよ!も再放送でしか見た事ありませんが、最高でした。

交流されていた方々も、多岐に渡っていたようですね・・・。
惜しい人を亡くしました、本当に。

6 :山岡ゆう子:02/04/08 17:54
>5
「あなたが、いつ言ってくるかと思って待っていたわ」
これは知ってるつもりでも放送されました。
何と言うか、潔いというか、見透かしていたとでも言うのか・・・
凄い人だったんですね。

「父の詫び状」から。
彼女の父、向田敏雄は、「敏は機敏の敏だ」と自慢するのを無上の楽しみとしていたとか。
実際、運動神経は良かったようですね。

強情っ張りで、子供に絶対折れなかった父、向田敏雄。
しかし、その裏側には誰よりも子煩悩な親ばかの一面が・・
微笑ましいですよね。



7 :無名草子さん:02/04/08 18:09
>>1
偉そうに書いてるくせに、向田氏の亡くなった事故の名前が違うんだけど。

大韓航空機じゃなくて、遠東航空機墜落事故だよ。
ttp://jissen.opac.jp/mukoda/detail.asp?LINK_ID=REFS&BOOK_ID=231

大韓航空機事故は1983年。

8 :無名草子さん:02/04/08 18:12
>>7
まあまあ。そんな荒れなくても。
間違いは指摘のみでマターリいこうよ。

>>6
実は恥ずかしながら、まだ「父の詫び状」は読んでないんですよ。
そろそろ購入することにします。うー。

9 :向田邦子はいい!:02/04/08 18:35
>7
そうか。間違ってたならスマソ。帝政します。
だが、漏れの記憶だと、確かにあの時、国語教師は「大韓航空機事故」と
言っていたような気がするが・・・
もしかしたら、漏れ自身がどこかで交錯していたかも知れんが。

ともあれ、指摘してくださってありがたう。


10 :向田邦子はいい!:02/04/08 18:44
まあ、マターリいきましょうよ。
向田邦子の「眠る盃」ご存知ですか?
もとは滝廉太郎の「荒城の月」からの出展
「♪春高楼の 花の宴 めぐる盃 影さして」
それを向田さんは「眠る盃」と聴き間違えたんだそうな。

向田さんは酒に強い事でも有名だが、それは小学校時代にさかのぼる。
当時、配給の酒だけではとても足りず、父親が保険会社の支店長をしていて
何かと人寄せをする機会の多かった向田家は、どぶろくを自家製造していたそうだ。
そのどぶろくは温度管理がキモだったのだが、温度管理に失敗したものは
子供たちに乳酸飲料代わりにお下げわたしになった。
「ちょっといけるクチの私は大好物だった」と、後日「父の詫び状」のなかで述べている。



11 :無名草子さん:02/04/08 18:47
漏れは工房だったが、夏休みテレビをつけてたら「台湾で航空事故」と第一報が入ったあと、
「日本人乗客もいる模様」と続報が入り、そのうち「K.ムコウダ」という名が出てきたので、
家族と「まさか向田邦子だったりして」といったら、本当にそうだったのでビクーリした。

ちなみに大韓航空機事故は大学生になってたが、中学・高校の先生(中高一貫のガッコ)
が亡くなったので、これまたショックだった。

12 :無名草子さん:02/04/08 18:55
台湾の航空事故はこういうものらしい。
ttp://www2.justnet.ne.jp/~satoshitoyama/cadb/wadr/accident/19810822a.htm

ちなみに大韓航空のはこういうことらしい。
ttp://www2.justnet.ne.jp/~satoshitoyama/cadb/wadr/accident/19830901a.htm

13 :向田邦子はいい!:02/04/09 00:03
age


14 :無名草子さん:02/04/09 00:40
正直言ってあまり向田邦子の本を読んではいないのだが(ドラマは良く見た)
それでも言わせてくれ。
若いころの向田邦子はすごい美人!才能があり料理も上手!気象はさっぱりして酒も強い!
こんな人がいたら男なら誰でも惚れちゃうでしょうね。

15 :無名草子さん:02/04/09 21:56
>14
美人ですよね、若い頃の彼女。
でも、不思議と独身を守り通した。異性にまつわる話がほとんどないものね。
彼女は文学を結婚相手と心得ていたのでしょう。



16 :無名草子さん:02/04/09 21:58
>>15
実は思い交わしていた相手がいたんですよ。

17 :無名草子さん:02/04/09 22:08
カメラマンと不倫してたってやつでしょ?
若い頃のおされな写真もその人が撮ってたのかね。

今のエッセイストはみんな影響受けてるんじゃない?
食べ物のエッセイもタブーじゃなくなったし、自分のボケ話を入れたりとか。

18 :無名草子さん:02/04/09 22:14
そう考えると、向田邦子はパイオニアだよね。
脚本・小説・エッセイとか。

まさに才女。

19 :無名草子さん:02/04/09 22:15
>15
上野たま子さん(映画ストーリーの同僚)の本で
カメラマンとの不倫を暴露してた。

20 :無名草子さん:02/04/09 23:05
>>16・19
NHKでいつだったか向田邦子の隠された恋について
紹介していたよ。たまたまテレビつけて、びっくりして
食い入るように見てしまった。
あの彼女の美しい姿は、恋人が撮ったもの。
その恋人の生活を支えていたこと。(彼は病気に罹り、
離婚もして、生活できなくなっていたらしい。向田邦子が
仕事ばかりしていた謎がここで解けて、何だか涙が出てきたよ)
彼女と、恋人の日記で、そういった二人の生活と恋が紹介されていた。
忙しい合間を縫って彼の家に行って、彼女は食事を作っていたって。
二人は結婚しないまま、恋人は、亡くなった、という。
誰か、あの番組を見た人いませんか。去年放送されたものです。



21 :無名草子さん:02/04/09 23:14
>>20
10分ぐらい見た。
再放送してくんないかなあ。
見たくなってきた。裏番組が気になってそっち見ちゃったんだよね。

22 :20:02/04/09 23:19
>>21
あんまり驚いた番組だったんで、確かに見たのに
自信がない感じだったんです。レスありがとう。
うん、私も再放送希望。あれは、向田邦子ファンに
ぜひ見せたい。


23 :無名草子さん:02/04/09 23:31
>>22
と、どんな番組だったっけ、と検索したら出てきたよ。
「没後20年  向田邦子が秘めたもの」
http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/bansin/ctou0107.htm
これかなあ。見たのは多分これだと思う。
でもうちはBS入らないから、総合でやったんだろうなあ。


24 :20:02/04/09 23:52
>>23
私のうちもBSないのですが、総合で見たのです。
でも、たぶんこれです。探してくださってありがとう。

25 :無名草子さん:02/04/09 23:53
正直、器用貧乏の感あり。

26 :無名草子さん:02/04/10 21:17
>16-25
ビックリ!
それは全然知らなかった!

エッセイ集「眠る盃」第2篇は「男性鑑賞法」となっており、彼女が何らかの形で
かかわりを持っていた男性9人を描いた作品群があるが、その中に「カメラマン」はなかった。

あんなきれいな人だから、男性と縁がないなんてことはないだろうな、とは思っていたけど・・・

>20
その話、聞くだけで泣けちゃいます。


27 :無名草子さん:02/04/10 22:20
BSと地上波、両方で見ました
BSのが放送早かった。
クロワッサンから別冊ムックが出てますよね
あれも、読んじゃった。



28 :無名草子さん:02/04/10 22:25
なんだかいい流れなので書きこませて頂きます。

その番組見ました、「向田邦子が秘めたもの」。
岸本加代子と小林薫という、向田作品に縁のある二人が
二人の間で交わされた手紙(主に向田さんが男性に送ったもの)と、
男性の日記を朗読するかたちで進められました。
いかにも向田さんを語るにふさわしい演出、
男性が食べた食事が、
向田さんと二人で囲んだ食卓の献立も含め
画面の中で再現されていたのでした。

再放送されるといいですね。
見逃した方にはぜひぜひ見て欲しいです。


29 :無名草子さん:02/04/11 01:02
そんな番組があったんだ>28
是非見てみたいものです。

向田さんが恋人と2人で囲んだ食卓ってすごく興味があります。
前に向田さんの料理本が出てたので、(でもこれって>27のムックと内容がかぶる気がする)
まねしてみたけどおいしかった。

というか「ままや」一度行ってみたかったと思います。
私がいけるようになったときにはもう閉店してたらしいので。

だれか行ったことある方いらっしゃいます?

30 :無名草子さん:02/04/11 10:03
>>29
「ままや」逝ったことあるよ。
夢をこわして悪いが、向田関係店というフィルターがかかってないと
素人料理の域を出ないものだと思う。

本人が作った料理がどうだったのかはわからないけど。

31 :無名草子さん:02/04/12 01:30
最後にカレーを一口、ってフレーズはよく覚えてる(読んだのは厨房時代)
お酒を飲むようになって激しく理解した


32 :無名草子さん:02/04/30 08:23
一番下の妹さん(和子さん)はよく出てくるけど、上の妹さん
(迪子さん)についてはほとんど言及されていませんね。
どうしてだろう。向田さんより「きれいな」お嬢さんと呼ばれて
居た方らしいけれど。

33 :無名草子さん:02/04/30 16:23
>32
仲良くなかったというか、
ウマが合わなかったんでしょうね。
写真見たことありますが、
とてもきれいなかたでした。
向田さんとはタイプが違う、正統派美人という感じの。


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